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OCEANパーソナリティ診断と他の診断は何が違う?「ビッグファイブ理論」の基本

小塩 真司先生(早稲田大学 文化構想学部 現代人間論系 教授)と谷 伊織先生(愛知学院大学 心理学部 准教授)監修のもと、ライトアップが制作した『OCEANパーソナリティ診断』では、「ビッグファイブ理論」という理論が用いられています。今回は、「ビッグファイブ理論」とは何か、ビッグファイブ理論を使っていない診断とどのような違いがあるのかなどを解説していきます。

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OCEANパーソナリティ診断に用いられている「ビッグファイブ理論」とは

ビッグファイブ理論とは、パーソナリティ心理学で用いられている理論です。人間の性格は「開放性」「神経症傾向」「協調性」「外向性」「勤勉性」の5つの因子で構成されているとし、各因子の高低からその人の性格を表すことができるとされています。

大学などで学問的に研究されている心理学で、収集したデータを分析して応用的にマーケティングや適性検査などでも活用されています。

ライトアップが制作した「OCEANパーソナリティ診断」は、心理学の専門家の監修のもと、ビッグファイブ理論をもとにした性格診断です。学術的な心理尺度の検証プロセスを踏まえて制作していることから、学術的な裏付けや理論を用いない診断に比べて信憑性と妥当性の高い診断と言えます。

学術的な裏付けがない、ポピュラー心理学(通俗心理学)とは

世の中にはたくさんの性格診断がありますが、学術的な根拠のないものは「ポピュラー心理学(通俗心理学)」と呼ばれています。例えば、16Personalitiesや血液型診断、心理テストなどが該当します。

エンタメ的な要素が強いためテレビなどで取り上げられるほど話題になることも多いのですが、学術的な裏付けがないということは意識しておきましょう。特に世界的に流行している16Personalitiesは、対人関係や就職活動に影響を及ぼしたり、新たな差別の温床となったりしているケースもあることを、心理学の専門家が指摘しています。話題の一つとして楽しむ分には問題ないのですが、診断結果を真に受けすぎないように心得ておくことが大切です。

学術的な要素とエンタメ的な要素が融合したOCEANパーソナリティ診断

OCEANパーソナリティ診断は、ビッグファイブ理論の性格表現用語を用いた学術的な性格診断でありながらも、エンタメ的に楽しく・わかりやすく診断できることが特徴です。

ビッグファイブを用いた学術的な性格検査では堅苦しい設問が100問以上ずらりと並ぶため、なかには途中で退屈してしまう人もいるでしょう。性格表現用語を用いた設問でビッグファイブを測定する方法では、似たような設問が何度も繰り返されることになります。設問が多いほど精度が高くなる一方で、最後まで飽きずに集中力を保って続けるのが難しいところに課題がありました。

OCEANパーソナリティ診断は、精度の高い診断を楽しみながら実施してもらえるように、専門家の監修を受けながら30問の設問を厳選して開発しました。診断結果も因子ごとの高低を見せるだけでなく、因子ごとの解説を書き加えています。

診断精度の担保にあたっては、統計学的手法(事前調査で設問の妥当性や平均値を検証する等)も行っています。WEB上で無料できる診断の中でも学術的な要素の高い診断なので、多くの方に「OCEANパーソナリティ診断」を楽しんでいただけたら嬉しいです。

OCEANパーソナリティ診断の結果タイプ一覧

先述の通り、OCEANパーソナリティ診断では、5つの因子の高・低の組み合わせで全32タイプに分類しています。自分のタイプだけでなく、友だちや家族にも診断を受けてもらい、お互いのタイプをチェックしてみるのも面白いですよ。

OCEANパーソナリティ診断のタイプ一覧はこちら>

ちなみに各因子の高低に良し悪しはありません。他の因子と合わさり、環境によってポジティブに出る場合もネガティブに出る場合もあることを念頭に置いておきましょう。

OCEANパーソナリティ診断で自分の性格を見てみよう

学術的な要素とエンタメ的な要素が融合したOCEANパーソナリティ診断は、無料・手軽に遊べる診断の中でも信憑性が高いものとなっています。ご自身はもちろん、ぜひ友だちや家族とも一緒に診断してみてください。

OCEANパーソナリティ診断はこちら>

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